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t:並ぶと、頭一個くらい違いますよね。

m:まあ、それはねえ。お客さんからいいカップルに見えてればいいわけだから。

t:マゴとヒメは一緒にいることが意外と少ないですね。マゴの戦いってなんでしょうか?

m:本に書いてないから、説明するのは陳腐でしょ?あえて言えば、地下のもの(報われないいろいろな魂とか)を地上に救い上げる、浮かばれない魂を救い上げるってことじゃないですか?
オシハノミコは滅ぼされたものの代表って感じですからね。

t:マゴとヒメの繋がりってどんななんでしょ。

m:何なんでしょね。いろいろ教えてくれた人なんじゃないですか。出会って啓示があって、母のようであり、主従であり。

t:自分でやっててどんなイメージですか?

m:呪術の世界の人で、出会って取り込まれて、発見があって、ヒメに魅了されて生まれ変わっていく。 最期は主従関係になっていくけど。

t:主従ってことですけど、二人は愛し合っているってことなんですか?

m:それがあって、発展してくんでしょ。愛し合ってますよ。ヒメは女だから、マゴを飲み込んで、吐き出して、かしずく。うーん、愛し合ってるんですよ。ただ、そういうのは僕がこう、って説明するものじゃないでしょ。それはお客さんが感じて、受け止めることですから。

t:自分では、こんなイメージでとか思ったりするんですか?

m:そりゃ、本に書いて有るからそれをやるの。

t:マゴが覚醒する前と後って言うのは、何か気持ちの切り変えとかあるんですか?

m:そりゃ切り変わるでしょ。そうなっていかないと。変わるように(話が)なってるんですもん。変われって書いて有るから変わるだけ。ちゃんと切り変わってたでしょ?

t:ええ。

m:だから、それでいいんです。変わるように(本に)書いてあって、その通りやって、それがちゃんと伝わればいいの。ただ、説明がかなりはしょられてるから、覚醒していく様が判りにくいとこもあるかも知れないけど。どこで変わったって明確にわからなくても、ああ、あそこで変わっていたんだなって、あとから感じていただければ。

t:マゴのシャベルは、さすがに今回壊さなかったですね。

m:そういう場面ないですから。振り回したりしないし。

t:口笛練習したんですか?犬呼ぶときの。

m:指笛ですね、口じゃなくて。練習しましたよ。北沢が上手いんですよ。なんとなく鳴らせることはできてたんでいけるかなと。何回か失敗もしましたけど。

t:鳴らない日もあったんですか。

m:はい。かっちょわりー日もありました。
練習できないからねー。練習で鳴っても本番で鳴らないとしょうがないからね。(小学校の)高学年頃に指笛が流行ったことがあったの。で、まあ。やってみたら鳴ったからこれならいけるかなと。


t:衣装パレードって何やるんですか?

m:パレード?どこでやるの?

t:筋書きに「衣装パレード」やりましたってあったんですけど。

m:ああ。稽古場でね。そのときの衣装をつけて、並んでみてバランスをみたり。

t:寸法直しとかもするんですか?

m:ああ。コートを直しました。最初はもっと、ぱつんぱつんな感じだったので。もっと大きく長くしてもらった。

t:そこで、ゴン太君になったのか。

m:(ゴン太くん)知らないんですよ。

t:えー?「できるかなって」・・・

m:観てない。

t:えっ?のっぽさんも知らない?

m:のっぽさんは知ってるよ。

t:のっぽさんは知ってる?

m:番組みてないから。男の子だったから。

t:・・・?

m:外で遊ぶ子だったからっ。のっぽさんが出てた頃は大人だったから。

t:全共闘世代じゃないですよね?

m:下です。全共闘はもっと前。

t:名残とか、なにかありましたか?

m:その時代にいれば、そっち(闘争)側だと思う。生きてればね、そこで。
ぼくらは、なんもない。学生運動じゃ政治は変わらない、って世代だけど。俺らの学校は学生運動で制服がなくなったとこだから。政治の嵐が去った後だったから。高校のクラブハウスには「開放」って旗とかあったけどね、全共闘のころは中学生かな?終わってから高校生で。ベトナム戦争とかは覚えてる。

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