帝:もう少し画質を何とかして頂けないでしょうか。
水:いやー、データが重いんですよ、画像は。だからスムーズに動かすには画質落とさないとだめみたい。ごめんなさい。
それと、今回の隅田川は15分くらいのDVDを販売出来たらなと思って日夜悪戦苦闘してるんです。ま、音は舞台のものは使えないですけどね。
画像の転換が大変で、もう、めちゃくちゃ時間がかかっちゃってて、あああああってため息ついちゃう。
(データ変換をするために)夜セットして、寝て起きたら(変換が)出来てなくて、なんでだようーって思うと、
パソコンがスリープになってて、止まっちゃったりしてて。なんだよ、つきっきりでないとだめなのかあ?って泣きながら作る(笑)
帝:なんか。それはとても大変ですねえ。頑張って早く作って下さい。
水:撮った映像のどこをカットするかっていう作業してます。
15分位の予定の超ダイジェスト隅田川は、(実際の舞台を)ご覧頂いた皆様に、舞台を思い出して頂ければいいんじゃないかなーと思うんですよね。
15分見れば2時間が蘇るっ。
帝:15分で2時間が蘇る?
水:そう、ぎゅーっと凝縮してありますから楽しみにしていて下さいね。
帝:携帯でもCFが見られたらいいんですけど。
水:なかなか難しいんだよね。宣伝になればなって思って、映像が載せられるサイトないかなーって思って探してたら、Macのサイトが映像も載せられるから、そこに載せてみました。
携帯に対応してないから、パソコン環境でないと見られないんですけど。
でも、CFを見に来てくれた人が、「結局芝居は観られなかったんですけど、観てみたくなりました」って言ってくれた人もいて、嬉しかったですね。
帝:次回もCFがあるんですか?
水:かもね。『百鬼2』でもCFが作れればなとは思いますけど。
まあ、いろいろ壁があるので、どうなるかなんですけど。百鬼はキャラクターに、ロイヤリティがあるんですよ。
帝:うわああああ。ここにも著作権の壁か。
水:映画みたいに予告があったら予告につられてきちゃう人もいるかもしれないじゃない。
そういうのがやりたいなーって思ってるんですけどね。
いろんな人にもっともっと花組芝居を知ってもらいたいというか。
帝:しかし、久々の本公演ですねえ。『百鬼2』は。
水:え、だって本公演は、この間終わったばかりじゃないですか。
帝:いえ。水下さんが出てる本公演は。
水:ねえ。
帝:2回目ですか?本公演に出演されなかったのは。
水:そうなの?
帝:いや。数えてないんですけど。前に出られなかったのって何でしたっけ?
水:覚えてないな。あれは、出た。出た出た出た。(しばし、考え込む水下氏)何かに出てなくて横切っただけとかはあったなあ。
帝:横切っただけ?ありましたっけそんなの?ご自分で何に出てないかの記憶ってないんですか?
水:んー?ま、でも久しぶりに(花組芝居を)観ましたねえ。全公演観ましたからね、東京は。
ああ、面白いなあ、花組芝居はって思ったよ。
帝:自分が出てない舞台ってどうなんですか?やっぱり、出たいなって思いながら観ちゃうんですか?
水:そんなことないですよ。いい作品だなって思って観てるよ。みんなすごいなあ。すごいすごいって思いましたね。
全体を眺めていられるじゃない?出てないから。だから、ああ、なるほど、ここはこうだからこういう反応が来るのかとか。なるほどって思うことが沢山ありました。
帝:ご自分でも演出をされることに対しての勉強になりましたか?
水:なるなる、すごいなる。ああ、リズムがいいってことはこういうことなんだなーとか、俳優の面白さが出ててすごいんだよ、花組芝居は。
存在することってすごい大事なんだなって。もうねえ、毎日観てて、ああ、こいつらは、なんてすごいんだろ、若いやつらも上手いなあって思うし、ああ俺も頑張らなくちゃなーって思いました。
自分がまったく出てないから、客観的に全体が観えて、本が意図したことが見えて来るんですよ。構造とかね。ここが(芝居として)立ってくるためには、この前の部分がしっかり出来てないとだめなんだなとかね。
(客席だと)出来上がったものが観えるしね。今日はここが上手く進んでないなあとか、今日は客席と(舞台が)一体になったなって言う瞬間が分かるじゃない。
それは何故なのか。なんでこの場面はこんなに生き生きしてるんだろう?それはやっぱり、俳優が生き生きしてるからなんだってことが見えるんだよね。
まあ、単純にあとは楽しんでるんだけど。
観てて、もう素敵。素敵―っ、みんな素敵―って(はしゃぐ水下氏)。若い子もねえ、上手いなあってね。いいもの観ましたよ。全体のリズムが良くて。ああ、もう加納はすごいなあ。って。
ベテラン勢もいつにも増してやらなきゃいけないってのはあるけど、その頑張らないんだけど、引っ張ってるとこがすごいよね。しかも魅力的でさ。
帝:客席で観てると、客席の反応って舞台で感じる客席の反応と、客席で感じるのとは違いますか?
水:んもう、違う。ぜんぜん違う。