ひまひまに、殴り書き牡丹燈籠。
その1.
園芸百科。
むかしむかし。
引越し魔の一人暮らしの友人が次の引越し先をあれこれ探していた頃、
住所表記だけで此所に住んでみたいなぁ、と言っていたのが
『江東区牡丹』、でありました。
何処にお住まいで?
牡丹です。
て言えたら素敵だ。
とかゆう、ご近所周りとか交通情報とか一切無視した話であるが。
確かに、牡丹に住んでますって言えたら面白かろと、ハッパかけたんだが、
残念ながら予算が合わず見送りになってしまった。
その後、地名改正(どう考えても改悪だと思うのだが。 )で東京の地名は
がたがたになってしまい、もうなくなっちゃったんだと勝手に思いこんでいた
のだが。ものは試し。検索掛けてみたらちゃんとヒットした。
あらあらあら。
さて。
あるとわかれば気になるじゃあないか。
で。
行ってみた。
写真撮ってみた。

ものすごい不審な人になってしまった。
ううっ。
牡丹の地名は、昔この辺りが牡丹の栽培で生計を立てる人が集まっていたから、とゆうものらしいです。
東京都染井みたい。
花の地名っていいなぁ。
まあドクダミとか、蛇イチゴとかは、ちょっぴり微妙だけど。
個人的には静岡県浜松市天竜区に引っ越したい(住民登録したい。)とか思っていたりする。
ここの「月」っていう町名が面白いから、という。。。。
類友である。
でも、ちょっと面白くないか?
どこにお住まいで?
月です。
うーん。。。。
さて。
牡丹っていつ咲くんでしょうか。
って、牡丹って種類あるんだねえ。春牡丹。寒牡丹。冬牡丹。
@春、五月ごろに目にするのがいわゆる、春牡丹。
A春と秋に花芽をつける二季咲きのものが寒牡丹。春の花芽を摘み、秋〜1月にかけて開花させるもの。
B春牡丹を手間暇かけて、冬の時期に開花するように調整したもの。手を抜くと、春咲きに戻ってしまう。
んー。。とすると、
春牡丹と、冬牡丹は同じもので、寒牡丹は別物ってことかな?
春牡丹以外、無理無理開花時期を人間の都合に合わせてるようで
花にしてみれば迷惑なような気もするが。。。。
芍薬は、牡丹が散り始めると咲きだすような気がするから、やっぱり、五月頃の花だ。
季語は、牡丹も芍薬も五月で夏の花。
上野には季節季節で楽しめる牡丹園があります。
上野東照宮。というところ。
(本来は「東照宮」って言うだけでいいんですけど、全国各地の東照宮との区別のために、わざわざ、上野。って言ってるらしいです
ってそんなにあるの?東照宮って思ったら、あるわあるわ。。へー。。。。。。。東照宮って、神社だったんだ。しりませんでした。。ぽりぽり。)
ここに左甚五郎が彫った昇り龍・下り龍があります。。。猫はないのかあ。
造営は、、あらやだ、天海和尚だ。このひともいろいろやらかしてくれた人ですな。(まあ。大部分が伝聞推定で、真偽の程は定かではないですが。。。加納さんやったら似合いそうだなあ。。)
で、ここに「上野東照宮ぼたん苑」があります。
ご案内によると、
昭和55年(1980年)に日中友好を記念として開苑しました。
回遊式の日本庭園では、日本のぼたんと中国政府から友好記念と
して贈呈された希少な中国のぼたんを合わせて290品種・3,800本
が見事な花を咲かせます。また50品種・2,000本の芍薬や季節の
花も見られます。
とのことです。
現在は、二月末まで「冬牡丹」の見ごろとなっています。
40品種・600本が寒さ除けのワラ囲いの中で咲く姿がみられるそうです。
冬の牡丹は樹勢が弱く栽培が難しいため、着花率は2割程度と低く、一般家庭での開花は殆ど望めないそうです。
その希少性等から、古来より新春を祝う「寿華」として珍重されているらしいです。
お休み処では 麹で作る暖かい甘酒、お茶、ぼたん饅頭等がいただけるらしいです。
おいしそうです。
(そうです。。。ばっかりだな。)
このあと、4月15日(土)〜5月5日(金)から春の牡丹の開園があります。
冬、春、とも会期中は無休です。
お休みどころでは、冷やし甘酒、お茶、ぼたん饅頭、お団子等がいただけるそうです。
うーん。この時期もおいしそうですね。
ところで、牡丹って。草じゃないんですよ。植物分類すると『樹』なんですって。
たてば芍薬座れば牡丹と、言いますが。芍薬は『草』なんですって。
ふむん?
牡丹が花の王と呼ばれるの対して、芍薬は花の宰相と、呼ばれます。
どちらもきれいなんだのになー。
牡丹は、種まきでも育てることが出来なくもない。そうです。かなり、めんどで、難しいらしいのですが。
普通は、苗を芍薬に接木して育てます。
(じゃあ、その苗はどうやって?とかそこ。突っ込まないように。)
ところが、ちゃんと手間ひまかけて世話をしてやらんと、牡丹が枯れてしまい、接木の台にした芍薬にもどってしまう、
のだそうです。
花なのに、弱肉強食の世界みたいね。女って強くて怖いわ。って思う、、、。
(いや、牡丹と芍薬だから。)
お世話になりますうぃきぺでぃあ。
によると、日本の文献に牡丹が記載されるのは枕草子からなのだそうだ。
結構新しいのね。
中国から日本に渡来したのは八世紀ごろとなっていますから、えーと
仏教伝来より300年くらい後。
えーと、白鳳文化と、天平文化のころ。平城京と平安京遷都があったあたりですね。
(って、歴史の教科書探してきた。。。うーん。このころの歴史面白いよねー。)
楊貴妃が後宮入りしたのも八世紀。
このころ、李白とか、杜甫とか、も同時代なんだすね。
(李白と、白楽天が区別つかなくてねえ。。。うっっっ。白楽天は、八世紀もお尻のほうで産まれてからの
活躍なのでした。んもー。)
渡来したときの牡丹はお薬として伝来。花そのものの美しさも愛でられたようですが。
あ、もし手元に養命酒お持ちの方は、成分表とくとごらんあれ。
芍薬の二文字があるはず。
芍薬も牡丹も根っこに薬効成分があり、ほぼにたよーな薬効成分なんだそうだ。
最近、漢方が人気ですが、結構、成分表に(特に女性向けの薬。)芍薬って書いてあります。
江東区牡丹は、その地に牡丹栽培者が多く住んだからという地名由来ですが、
江戸時代に熊本藩で、園芸栽培が武士のたしなみとして奨励されて、芍薬栽培が盛んになったそうです。
日本の芍薬は一重咲きで、ジャパニーズスタイルと呼ばれ人気らしいです。ほほー
牡丹といえば、葉牡丹というのもありますが。
あれは、牡丹とは品種がまったく違います。
あぶらな科。です。葉の形状が牡丹の花に似ているから、葉牡丹と呼ばれ冬の園芸品種に重宝されているようですが。
なんか、昔はあれが白菜のお化けみたくて、あたくしは嫌いでした。
最近は直径が10センチくらいのミニサイズのものがあるんですね。新潟の駅前にたくさん植わっていたよーな
気がする。
冬に植えた葉牡丹をほったらかしておくと、すくすくと茎がのびて、アブラナにそくりの花が咲きます。
なかなか、妙な光景です。あれは。
同じく、牡丹の名を持つ植物に、
シコンノボタン(紫紺野牡丹) マツバボタン(松葉牡丹)、などがあります。
紫紺野牡丹は名のとおり、紫のビロード様の花が咲きます。きれいなんだよー。
花は五弁。
おしべが長く伸びた姿が蜘蛛を思わせることから、スパイダーフラワーと呼ばれたりします。
ブラジル原産という南国生まれですが、意外と強いので、日本の冬も乗り切ります。
似た花に、「野牡丹」というのあるそうです。
んー。。厳密に言うと、属だったか、科だったかが違うそうですが、写真で見た限り。
似てるなあ。。これも区別がつきません。はてな。
松葉牡丹。これも園芸店でよく見かけます。牡丹とは別品種ですが、花が似てるので、牡丹と言う。安直過ぎる。
混乱するじゃないのっ。
これは、種植えで育てることができるみたいですよ。
興味のある方はぜひ。
そういえば、クリスマスローズって和名を冬姫牡丹って言うんですね。
サボテンにも牡丹っていう品種があるらしいです。
植物は奥深すぎ。
今日の園芸はこの辺りで終わります。
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